栗原 光峰「流」 創作書 190×100
四部作:生生流転
《講評》パトリス・ド・ラ・ペリエール「ユニベール・デザール」編集長
KURIHARA kôhô による創作書
卓越した技法。特に驚くべき自在さとそのバランス感覚にはただちに惹きつけられる。線の力強さ。そこに、音楽的次面と衝動的次面がち同時に起ち上げられている。
KURIHARA kôhôの身体的技法は、もはやある種の武道にその類比を求めうるだろう。それがこれら全作品にダイナミズムと運動性を与えている。
我々の人生は、時にまっすぐ進み、時に曲がりくねる。
これらの作品は我々にそう教えてくれる。